当サイトのイラストは、販売サイトのPIXTAにて【JPG】【ベクター】の２種類のファイル形式のうち、どちらかお好きなデータを選んで買う事ができます。
これらのデータ形式はそれぞれ異なった特徴を持っていて、販売価格も異なります。
あなたがどのような用途でイラストを使用するかによって適切なデータ形式が決まってきますので、無駄に値段の高いデータを買ってしまったり使えないデータを買ってしまわぬよう、イラストをご購入の際はどうぞこのページを参考にして、あなたの用途に合った適切なデータをご購入ください。
1.【JPG】とは？
この形式はご存知の方も多いかと思います。インターネットやパソコン内の画像データの中でも、最も多く使用されているであろう、超メジャーな画像データ形式です。
この形式の特徴は・・・
JPGのメリット
①基本的にどんなパソコン環境下でも見る（表示する）ことが出来る
②出回っているほぼ全ての画像編集ソフトで扱うことができる
③比較的値段が安い
JPGのデメリット
①画像（絵柄）の内容の編集がしづらい
②データを100%以上に拡大して表示・印刷すると、画像が荒れて見えてしまう
③データを複製するたびに、画像が劣化してしまう
かなりアバウトではありますが、概ねこういった特徴のデータ形式となります。
これらの特徴を踏まえて、こんな方に【JPG】形式のデータをおすすめします。
こんな方はJPGデータを！
①買ったイラストデータの内容（絵柄）は編集をせずにそのまま使うという方
②イラストデータを主にネット環境で使用する方
③イラストデータの紙へのプリントアウトを必要としない方
④イラストデータをとにかく安く購入したいという方
以上の理由から、インターネット媒体に使用する場合の多くは【JPG】形式のデータを購入して頂ければ、まず間違いありません。
迷ったら【JPG】を！
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【補足】 ホームページやブログのアイキャッチ画像として使用される場合、ほとんどが「S」か「M」でこと足りるでしょう。 広告や雑誌等の紙媒体で使用されるのであれば、「S」は基本的に見栄えが荒れて（ボケて）しまいますのでオススメできません。最低でも「M」、大きく使用するのであれば「L」くらいの大きさが必要になるかもしれません。 「XL」は極端に大きいので、まず使用することはないかと思います。 |
2.【ベクター】とは？
現在、ブログやホームページといったインターネット環境で使用される画像の多くは、前記した【JPG】の他に【PNG】や【GIF】、【BMP】といったデータが主なものとなります。
それぞれ違った特徴を持つデータなんですが、基本的な性質はどれも似ていて、例えば【BMP】を扱うことのできるソフトならば、【JPG】【PNG】【GIF】のどのデータも取り扱えるといった感じ。
仮にこれらの画像データを従兄同士だとすると、【ベクター】データは赤の他人、いやそれどころか地球人と宇宙人ほど（笑）も離れた、根本的な部分で性質が全く違う形式のデータです。
だから、このデータを扱うためにはそれ専用のソフトが必要だったりもします。
先ほどのような【JPG】等のデータを扱うソフトで、同時に【ベクター】も取り扱うことができるというソフトはかなり稀。
ほとんど無いと言ってもいいかと思います。
そんな一般的にはあまり認知されていない、ちょっと扱いにくい特殊なデータなんですが、特にグラフィックデザインの世界ではなくてはならない、とても便利で使い勝手のいいデータなんです。
では、そんな【ベクター】データの特徴とは・・・
ベクターのメリット
①データ（絵柄）の編集が、メチャメチャし易い
②元の絵柄に別の絵柄や写真をハメ込むなんてお手の物
③どれだけ拡大しようと基本的に画像が荒れて見えない（【JPG】は荒れて見えてしまう）
④いくら複製しようが基本的に画像の劣化がない（【JPG】は劣化する）
⑤【JPG】等のインターネット環境に適したデータに簡単に変換することができる
ベクターのデメリット
①基本的に専用のソフトがなければデータの中身を見る事すらできない
②仮に専用ソフトを手に入れても使い方が比較的難しい（知識やスキルを必要とする）
③比較的値段が高い
かなりアバウトではありますが、概ねこういった特徴のデータ形式となります。
簡単に言うと、「メチャメチャ便利だけど、誰もがお手軽に使えるデータではない」といった感じですかね。
これらの特徴を踏まえて、こんな方に【ベクター】形式のデータをおすすめします。
こんな方はベクターデータを！
①ベクターデータを扱える専用ソフトをお持ちで、且つそれを使用出来るスキルのある方
②元のイラストの絵柄を編集したい（作り変えたい）方
③データをいろいろな大きさに拡大縮小して使いたいという方。
④紙媒体（広告や雑誌等）に印刷して使いたいという方
ベクターだったらこんなことができるんです！
①絵柄を編集する
②他のイラストと組み合わせて別のイラストにする
③極端に拡大して使う
というように、この【ベクター】データは主に絵柄を編集したり、様々な大きさに変更したり、紙媒体に印刷したりという、プロのデザイナーさんがグラフィックデザインの素材として使うことの多いデータなんです。
ちなみに「アドビ イラストレーター」というソフトがこのデータを扱える専用ソフトの代表で、世界中のプロのデザイナーさん御用達のソフトです。
値段もバカ高なソフトなんですが＾＾
とは言え、このソフト以外にも【ベクター】を扱えるソフトはありますから、そんなソフトをお持ちで、イラストを様々な用途で使いたいという方でしたら、この【ベクター】データのご購入をおすすめします。
4.まとめ
いろいろと説明させていただきましたが、当サイトにあるイラストをブログやホームページなどのインターネット環境で使うというのであれば「SまたはMサイズのjpgデータ」を、紙媒体に印刷して使いたいというのであれば「MまたはLサイズのjpgデータ」または「ベクターデータ」。
さらに、絵柄の一部を描き変えたり、他のイラストや画像と組み合わせたりと絵柄を自由に編集したいというのであれば、インターネット環境・紙媒体に関わらず「ベクターデータ」を購入して頂くのが、利便性でもコストパフォーマンス的にもベストと言えると思います。
ただ、「ベクターデータ」を購入する場合はくれぐれも「アドビ イラストレーター」等の専用ソフトを持っていて、且つそれを使用できるスキルがあることが大前提となることをお忘れなく。
最後に、くれぐれも無駄に値段の高いデータを買ってしまったり、小さ過ぎて使えないデータを買って後で後悔してしまうことのないよう、あなたにとって必要なデータの種類やサイズを考慮した上でご購入してくださいね。